【愛着障害】新しい環境への不安が強いときの効果的対処とは

自己否定から解放され
あなたらしい幸せを実現する

心理カウンセラー 長野ともです。

 

 

 

以前クライアントさんから「4月から新しい部署に異動になって、職場に行くのが不安でたまりません」と相談を受けました。
愛着障害で自己否定グセのある方にとっては、よくある悩みです。
とはいえそんな気持ちでは、新年度がとてもつらく苦しいスタートになってしまいます。

今日は、新しいことへの不安、特に新たな人間関係において悩んでしまう時の効果的対処についてお伝えします。

実は、先ほどのクライアントさんの悩みには続きがあります。
「私いつもこうなんです。子どもの頃のクラス替えとか、誰かとペアを組みなさいとか言われるのがものすごく嫌で…。相手が受け入れてくれないかもしれないし、こんな自分じゃ好かれないだろうって。だからすぐ友達になれたり、明るく話しかけたりできる人がうらやましくてたまりません。こんな私っておかしいですよね?」

この言葉からもわかるように、愛着障害で自己否定グセのある方は、自分はダメだと思いこんで自分を信用していないし、逆に相手のことも「何か裏があるのでは?」「自分を好きになるはずがない」と信用できない方が多い。だから、人間関係に不安を感じてしまうのです。

前提として、新たな人間関係を築こうとするときの不安は、誰もが感じる当たり前の感情です。
ですから、不安を持つことはダメという考えはゼロにしましょう。

ではその上で、どのように対処すればいいのでしょうか?
自分でできて効果的な対処法は、「不安を感じきるワーク」です。
それには以下の3つのステップがあります。

1.深呼吸をして、不安という感情を観察する
 不安を感じたら、まず深呼吸をしましょう。そして、「私は今、不安を感じている」と自分に言い聞かせながら、その不安な気持ちを客観的に観察します。

2.不安を感じている自分を優しく受け入れる
 先ほど、不安は当たり前の感情だとお伝えしました。ここでは、不安という感情に一切蓋をすることなく、〇か✖かのジャッジもせず、ありのままを感じきります。
 ゆっくりと深呼吸を続けながら、その感情は自然なものであり、全く問題ないのだと受け入れてください。

3.自分に肯定的に語りかける
 2を実践していると、不思議と不安が少し軽くなったのを感じると思います。そこで自分に対して「今は不安だろうけど、この不安は時間とともに過ぎ去っていくよ」「私はこの不安をきっと乗り越えられる」と語りかけてあげてください。

このワークは、マインドフルネスやアクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)の原則に基づいたアプローチです。自分の力を信じることに繋がりますし、不安に対応する力を強化することができます。
特に不安で眠れない時などに布団の中で行うと、自然と心が落ち着き、リラックスできますので、ぜひやってみてください。

新しい人間関係に不安が強い時の対処法として「不安を感じきるワーク」の他にも、日記をつける、認知の歪みを修正する、不安の背景の探索、成功体験を重ねるなどの対処があります。

どれも効果的なものですが、なかなか一人で実践するのは難しいこともあります。

もし自分を取り巻く現状に悩みをお持ちでしたら、
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