看護師が対人関係で悩みやすい理由と対策

自己否定から解放され
あなたらしい幸せを実現する

心理カウンセラー 長野ともです。

 

 

 

看護師は、人の心に寄り添うことを仕事としています。
患者さんの気持ちや苦しみに寄り添い、その苦痛が少しでも軽くなるよう、日々のケアを頑張っているのです。

そんな看護師だからこそ対人関係に悩んでしまう理由があります。
今日はその理由と対策についてお話ししていきます。

看護師は人の心に入りやすい

看護の仕事は、肉体労働と同時に「共感」という感情労働も求められます。
相手の苦痛や気持ちを察して「共感」することによって、どうすればその苦しみが軽減するのかを常に考えているのです。

もっと言えば、そうやって共感することで、相手が救われることが大好きです。
「ありがとう」という言葉をもらうことはもちろんですが、薬を飲ませることで痛みをとる、熱が下がるといった結果が出ることに喜びを感じるのが日常となっています。

そんな看護師の中には、患者さんだけでなく、同僚や上司など職場の人間関係でも過剰に共感してしまう人がいるのです。

相手の表情や言動を敏感に感じ取り、「さっき○○Nsの表情が曇ったのは、私があんなこと言ったから?」などと敏感に反応してしまいます。
いわば、相手の心に入り込んで勝手な解釈をすることで自分を苦しめてしまい、結果、「○○Nsは苦手だ」などと対人関係に悩みを抱えてしまうのです。

本当は○○Nsの表情が曇ったのは、患者さんのことを思ってのことだったのかもしれません。
それを人の心に入りがちな看護師は、相手の心を読み取ろうとして勝手な解釈をしてしまう上に、これを無意識で行っている方が多いと言えます。

こんな風に看護師は、本当は必要のないネガティブな感情を背負ってしまい、その結果対人関係の悩みを背負いがちなのです。
これは、一種の職業病とも言えるかもしれませんね。

人の心に入ったときの対策

もしあなたが相手の心に入ってしまったとき、必ずしてほしいことがあります。
それは、「入ったことに気づくこと」です。

相手の気持ちを考えて解釈した瞬間に、「あ、今私、相手の心に入ったな」と気づくだけでOKです。
え?それだけ?と思うかもしれませんが、この気が付くことがとても大事なのです。

自分が相手の心に入ったと気が付くと、それだけで感情を客観視することができます。
もしその時に、私が何か悪いことしたんじゃないかと気になっていたら、その気持ちをいったん冷静に見直してみてください。

「あれ、これって私の解釈かな?」「○○さんの実際の気持ちとは違うかも」と違う発想が浮かんでくるはずです。
このように相手の心に入り込んだことに気づけるようになると、必ず心が軽くなっていくことでしょう。

自分の心と相手の心との境界線を意識しよう

看護師は、相手の心に入り込み、相手の感情を予測して共感することが必要な職業です。
でも、その力を発揮しすぎると、患者さんとの関係ですら自分自身を苦しめることになりかねません。

そうならないためには、自分と相手の心の間に境界線を意識してください。
その境界線は、トレーニングによって外すこともより強化することもできるようになります。

この一連のトレーニングに、私のメソッドでは「心の敷地」という考え方を使っています。
相手によって、そばにいて心地よい距離があるのと一緒で、心にもそんなパーソナルスペースがあるという考え方です。

このメソッドを使えば、看護師特有の対人関係の悩みを解決に導くことが可能となります。

もし自分を取り巻く現状に悩みをお持ちでしたら、
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