人の機嫌に振り回される人の3つの特徴と克服する方法

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心理カウンセラー 長野ともです。

 

 

 

あなたは人の機嫌に振り回されるタイプですか?

不機嫌な人やイライラしている人がいると、「もしかして私のせい?」と不安になったり、気に病んだりすることはありませんか?

こんな風に人の機嫌によって自分の気持ちが左右され、つらく感じてしまう人には3つの特徴があります。
今回は、人の機嫌に振り舞わされる人の3つの特徴と合わせて、そのつらさを軽減するにはどうすればいいのか、その対策をお伝えします。

人の機嫌に振り回される人の3つの特徴

その1 優しい人

・人が困っていたら真っ先に駆けつけて助けてあげたい。
・自分のことを後回しにしてでも、相手に何かしてあげたい。

こんな風に思うことありませんか?


周りの人からすれば、ものすごく優しくていい人に映ります。
救われた人からは、感謝の気持ちをもらうことも多いでしょう。


ところが一方では、こんな見方もできます。
あなたが相手への優しさを発揮しているとき、あなた自身の都合はどうなっていますか?
きっとあなたは良かれと思い、相手を基準に行動を決めているので、自分の都合はないがしろにしているはずです。
これでは、自分でも気づかないうちにストレスを抱え込んでしまいます。

さらにこんな関係を続けていると、結果的に相手と対等な関係は築くことができません。
あなたがいつも振り回される側になるため、徐々にストレスは積み重なり、いつの間にか生きづらさを感じるようになります。

その2 責任感が強い人

・うまくいかないときは、自分に非があるのではないか?と気になる
・自分がなんとかすればうまくいくはずと考える
・問題を解決しようとあれこれ手段を尽くそうとする。

相手の気持ちや困りごとに敏感で、何かうまくいかないことがあると責任感があるがゆえに「自分がなんとか…」と考えてしまう人です。
こんな人は気配り上手で、一人いてくれるとそのトラブルが丸く収まることはしょっちゅうあります。

でも、もしその問題の原因があなたでは無いとしたらどうでしょう。
あなたの責任感から出た行動が、相手が問題解決をする機会を奪ってしまうのではないでしょうか?

相手はその問題を解決することで、何かを学ぶチャンスかもしれないのです。
例えば相手が部下であれば、上司であるあなたは部下の成長を妨げてしまうため、のちにあなた自身が嘆くことに繋がりかねません。

さらにこのような責任感は、あなたが必要以上にがんばりすぎてしまうため、結果的に大きなストレスや疲労感につながってしまうのです。

その3 誰にも嫌われたくない人(自分の評価を落としたくない人)

・相手にどう思われるだろう…と常に気になる
・自分の評判が気になり、自分の感情を抑え込んでしまいがち
・不平不満があってもあまり表に出せない

いわばいつも相手の顔色をうかがっている状態です。

こんな人は周囲の人間関係の潤滑油になっていることが多々あります。
おかげで大きな衝突が起こらず、周囲が穏便に過ごせているのかもしれません。

ただ本人は、相手の気持ちを考えすぎるがあまり常に気を張っている状態になります。
これでは精神的消耗が激しく、つらくなってしまうのも当然だと思います。


どうですか?この3つの特徴に当てはまる方はいたでしょうか?
どの特徴も周囲にとってはありがたい存在で、ある意味長所とも言えます。
ですからこの特徴は変える必要はありません。そのままでいいんです。

とはいえ振り回される方はつらいですよね。
実は、あなたの良さを変えることなく、このつらさを軽減できるたった一つの方法があります。

人の機嫌に鈍感になろう

人の機嫌に振り回されるつらさを軽減する方法とは・・・

人の機嫌に鈍感になること! これだけです。

「え?どういうこと?」「鈍感になるなんて、そんな風にはなりたくない。」
と思われるのも当然かもしれません。
ではなぜ鈍感になることが、人に振り回されることを克服することに繋がるのかお話ししていきましょう。

ここでいう「鈍感」とは、相手の気持ちに気が付いても、すぐには反応しないということなのです。
そんなことしたら意地悪な人と思われそうだし、簡単にはできないと不安になる方もいるかもしれません。
だけど人の機嫌に鈍感になることは、優しさや責任感を失うことでもないですし、人に嫌われることでもありません。

反射的に相手の気持ちに従うのではなく、自分の気持ちを客観視して素直に行動するということなのです。
そうすることで自分の気持ちを大切にすることができます。
ちょっとしたコツをつかめば簡単にできますので、ぜひ実践してみてください。

相手と自分の心に境界線を引く


あなたが人の機嫌に振り回されているとき、相手とあなたの心の距離をイメージしてみましょう。
もちろん心の距離なんて目に見えませんから、なんとなくイメージできればOKです。

相手との関係にストレスを感じているときほど、互いの心の距離はずいぶん近いと感じませんか?
あるいはあなたの心が相手の心に入り込んでいる、あるいは相手が自分の心に入ってきていると感じた方もいるかもしれません。

あなたが相手の気持ちを伺った瞬間、互いの気持ちはぐっと近寄ります。
それに気づいたら、すぐに心と心の間に境界線を引きましょう

心の境界線を引くことができると、相手の心と自分の心が別物だと理解できると同時に、不思議と自分の心も客観視できます。

そのあとに、改めて本当に自分がしたいことは何なのか考えてみてください。
きっと自分の意思で自分のすべき行動を考えることができ、つらくなるような行動はしなくなっていくはずです。

例えば、職場の同僚がすごく不機嫌だったとします。
今までのあなたならそれに気が付いた瞬間「もしかして私のせい?」と考え、機嫌を直してもらおうとオロオロして気に病んでしまっていたかもしれません。

でも心の境界線を意識すれば、「あの人の不機嫌は私とは関係ない」「でも心配だから声をかけてみよう」と冷静に考えられるので、「どうかしたの?」と優しく声をかけることができます。
すると相手は「実は上司に注意されちゃって…」と意外な悩みを打ち明けたりするかもしれませんよ。

このように相手の機嫌を伺えることは長所でもあり、一つの才能ともいえるあなたの大切な個性です。
そこでさらに心の境界線を意識できると、良い意味で人の機嫌に鈍感になります。
しかも、あなたがとる行動は、冷静で自分の心に素直なものですから、過剰なストレスをためることなく、自分自身がつらい思いをすることもなくなっていくはずです。

<まとめ>

人の機嫌に振り回される人は、
1.優しい、2.責任感がある、3.人に嫌われたくない
という特徴があります。

これらの特徴は周囲の助けになるだけでなく、あなた自身の長所でもあるので、自分を変えようと思う必要はありません。

私は人の機嫌に振り回されてつらいと感じている方は、
相手との心の境界線を意識して、自分の意志で自分らしい行動を選択してみてください。
人の機嫌を伺いつつも、相手の気持ちに鈍感になって、自分の気持ちに素直に行動すれば、きっとつらさは感じにくくなります。

「もっと詳しく知りたい。」「自分の場合はどうなんだろう?」など気になった方は、一度ご相談ください。

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